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真辺 健太郎
no journal, ,
国際原子力機関の放射線安全基準委員会(RASSC)は、原子力・放射線利用における放射線安全・放射線防護の文書を担当とする委員会である。RASSCでは、全般的安全要件GSR Part3「放射線防護と放射線源の安全: 国際基本安全基準」に連なる個別安全要件SSR,全般的安全指針GSGや個別安全指針SSGについてのドラフトのレビューと承認を行ってきたところである。2022年のRASSC会合は6月と11月に開催され、規制免除の概念の適用に係る指針の見直しや、現存被ばく状況における放射線防護と安全に関する新しい指針策定に係る検討が行われた。また、放射線防護関連文書の出版方針に関する長期的な戦略の見直しも開始された。本発表では、これらの内容について2022年の動向を整理して報告する。
真辺 健太郎
no journal, ,
法令等に基づく内部被ばく線量評価で用いられる線量係数(単位放射能摂取あたりの預託実効線量)は、国際放射線防護委員会ICRPの1990年勧告に基づく数値が使用される。一方でICRPは、これを置き換える2007年勧告に基づく線量係数の整備を進めて順次公開しており、2022年4月に職業被ばくに係る線量係数の整備が完了した。本発表では、新しい線量係数の基礎となる体内動態モデルや人体モデルについて解説するとともに、新旧の線量係数の差異を整理して紹介する。